LAZAKはどんな活動をしているのか。集団訴訟と関係しているのか。いろいろと気になることが多いかなと思います。在日コリアンの方や気になる方に読んでほしいと思います。
目次
1.在日コリアン弁護士協会とは何か
司法修習生と在日コリアン弁護士が加わっています。設立は2001年5月
在日しているコリアンの人権保障や差別をできるだけの範囲で実現しようと考えて創ったのがLAZAK。在日コリアンのための「法の支配」を押し進める。ということ。
そして「アイヌ基本法」もあるのだから「在日コリアン基本法」もつくろう!と言っている。
「在日コリアン基本法」の制定に向けLAZAKは試行錯誤を繰り返しています。
「在日コリアン基本法」とは人権の保障、差別をやめさせる法
LAZAKは設立する時に、4つの目標をかかげました。
1.1在日コリアンにおける「法の支配」の実行
在日コリアンによる差別をなくしたい、政治的意志決定に事業や計画に加わりたい
1.2あらゆる少数派(在日コリアン)の自由な権利
日本人からすると在日コリアンは少ないから、コリアンに対する「法の支配」をなくすことは、その他の少数派も否定することとなるので「法の支配」を認めてほしい。
1.3全ての在日コリアン法律家を集める
在日コリアンに関わるあらゆる事に対応するには、他の在日弁護士たちの力が必要だと言うこと。
1.4世界中のコリアンとの連帯
世界にいるコリアンと連携を取る。
2.在日コリアン弁護士協会の関わった案件の例は?
LAZAKの会員は、在日コリアンの人権に関わる事件を、代理人として訴訟に参加し支援したことがある。
つまり日本にいるコリアンの人権に、関わるような出来事があったので、代わりにLAZAKの会員が代理人として、訴訟に参加。支援したことがあると言うこと。
2.1在日外国人無年金訴訟
国民年金法の国籍条項で、日本国籍をもたない在日コリアンの方は年金に加入することができませんでした。
なので在日コリアンの高齢者や、障害者に対して
・年金を払わないことを取り消す
・損害賠償を支払ってほしい
これらの悩みをLAZAKが支援して、提訴しました。
他にも、国籍が理由で在日コリアンの弁護士が家を借りようとしたら、家主に反対され断られた。
これは、「入居差別だ」と在日コリアンの弁護士が家主に損害賠償を請求しました。
そして入居差別が発生したことで、家主とは別に大阪市に国家賠償を求め提訴した事案があります。
3.在日コリアン弁護士協会が集団訴訟に関わった例はある?
訴訟なら先程紹介しましたが、集団訴訟に関わった例はありませんでした。
もしかすると、公に発表されていないだけかもしれません。
LAZAKに、集団訴訟をしてほしい、集団訴訟に関係のある事など分からないことは、LAZAKに相談してみてはいかがですか?
きっと親身になって対応してくれると思います。
在日コリアン弁護士協会 まとめ
少し難しかったかもしれませんが、簡単に説明してみました。
さて話をまとめますと
・LAZAKは在日コリアンの人権保障をできるだけの範囲で実現しようと考えて創ったのが、在日コリアン弁護士協会(LAZAK)
そして「在日コリアン基本法」を制定するために、日々奮闘中。
・LAZAKの設立には4つの目標があった
在日コリアンによる差別をなくしたい、政治的意志決定に事業や計画に加わりたい
日本人からすると在日コリアンは少ないから、コリアンに対する「法の支配」をなくすことは、その他の少数派も否定することとなる。なので「法の支配」を認めてほしい
在日コリアンに関わるあらゆる事に対応するには、他の在日弁護士たちの力が必要だとい言うこと。
世界中のコリアンとの連帯世界にいるコリアンと連携を取る。
・LAZAKの会員は、在日コリアンの人権に関わる事件を代理人として訴訟を支援している。
・訴訟を支援してはいるが、集団訴訟については分からなかった。LAZAKに聞きたいことがあるならば、以下から連絡してみてほしいと思います。
分からないことは聞きましょう!
URL:http://www.lazak.jp
他にも在日弁護士や修習生が、関東、関西で在日コリアン弁護士として必要な知識や技術などを学び、関東、関西の弁護士同士が絆を結ぶ活動もしています。
日々努力をしているというわけですね。
人それぞれ考え方や感じ方がちがうと思いますが、ぜひ参考にしてみてください。
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