80億円以上の被害!柴田千成氏らが起こした「SENER」事件

現代人はお金が不足していて困っている人が多いです。
そのため、将来お金に困らない生活を行うために投資を行う方が出てきています。
しかし、その心理を利用したかのように、柴田千成氏らが投資会社の「SENER」を語ってお金を増やすと持ちかける詐欺を行いました。

その手口は、古典的ですが現代でも通用します。
というのも、80億円以上も集金しているのです。詐欺の中でもかなりの額を奪い取った形です。

しかも、古典的な手口をベースにアレンジすることで罪が軽くなるように法律の隙間を突いたり、上手い具合に被害者の裏をかくという頭の良さもあり、このため、通常の詐欺よりも遥かにレベルが上がっています。これが普及してしまえば多くの人が被害者になるでしょう。このため、自分が詐欺被害にあうはずがないという考えは甘いです。

そこで今回は、柴田千成氏らが起こした「SENER」事件についての解説と、被害にあわないためにできることについて紹介します。

「SENER」を語って80億円以上の集金

この件については、こちらのサイトで、とりあげられてるみたいです。まずは、こちらを読むことを推奨します。
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アメリカの投資会社である「SENER」を語ることで無許可のまま金融商品の取引のための出資を募ったとして柴田千成氏らが逮捕されました。
なんと、80億円以上を騙し取ったというのですから驚きです。

具体的には、集めたお金を資金運用して増やし、その儲けを還元することでお互いが得をするという名目で集金しました。
彼らはセミナーを開いて参加者へ出資することを提案したと見られています
実績のある「SENER」を語ることで信用を得て、最終的には参加者の得になるということを主張したのでしょう。
確かに、ただ資金運用をするというだけでは信頼性に欠けます。80億円以上の被害が出ていることから、実績のある会社を装うのはかなり有効な戦略であったことが伺えます。

換金できない「セナードル」

柴田千成氏らはネズミ講に近いことも行なっています。
メンバーに対して、新たに出資者を見つけた場合はボーナスとして独自のポイントである「セナードル」を与えました。
これにより、出資者はメンバー集めに走ることになるので、柴田千成氏らが更に儲けることになります。

しかし、結局「セナードル」は換金ができないので、ただの数字でしかありません。
参加者に対してお金が貯まっているいると誤解させました。ここでも彼らの悪質さが伺えます。

「SENER」事件は、いわゆるポンジスキーム

ポンジスキームとは
「出資してくれたら資金運用することでお金を増やして配当金を与えるからお互いが得をする」
と持ちかけ、お金を得た時点で行方をくらますという詐欺です。

柴田千成氏の工夫された戦略

「SENER」事件は、80億円以上の被害額ですが、実際に責任が問われたのは3000万円分です。
このように、柴田千成氏はある戦略を持って詐欺に臨んだことが伺えます。詳しく紹介していきます。

配当は換金できない「セナードル」

「SENER」事件の本質はポンジスキームですので、資金運用することでお金を増やして配当を与えなければなりません。
そうしなければ出資者に失敗したと思われたり、詐欺であることに勘付かれてしまいます。

しかし、本当は資金運用などしていないですし、配当を与える気はありません。
そこで、柴田千成氏らは配当を「セナードル」で与えました。
これは先に挙げたように独自のポイントであり、換金できないので、柴田千成氏らはお金を出していませんし、資金運用が順調に進んでいるように見せかけることが可能です。

受け取ったお金のほとんどは現金ではなくビットコイン


柴田千成氏らは、出資されたお金のほとんどを仮想通貨のビットコインで受け取りました。
この狙いは、
ビットコインが金商法の金銭に該当しないため、万が一罪が発覚した時に逃げ道を作る
ためであると思われます。

現金で受け取ったのはおよそ3000万円であると報告されており、この部分にしか責任が問われていないことが推測できます。

これは大変恐ろしいことで、もし仮に全額がビットコインで出資されていた場合、立件できなかったかもしれません。
「セナードル」が出金できないことは発覚していたので、別の地で同様の詐欺が行われていた恐れがあります。

日本は一般的に法整備が遅れていると言われていますが、「SENER」事件はそれを再確認させられることとなりました。
幸か不幸かビットコインは暴落し、他の仮想通貨も多くが衰退傾向です。
ですが、依然として仮想通貨は注目されています。

このため、いつ同様の事件が起こってもおかしくありません。もしかしたら既に起こっているかもしれませんね。

「SENER」事件は被害者すら加害者にした

「SENER」事件でお金を騙し取ったのは計画者であると思われる柴田千成氏らだけではありません。
被害者すら加害者になったことが報告されています。
東京新聞によると退職金の多くをつぎ込んだ男性は、ある女性投資家に乗せられたと言います。

彼が彼女に対して配当金が支払われないことを問い詰めると、「私も被害者だ、投資は自己責任」と反論され、その後音信不通になりました。
そう、これが、ネズミ講の恐ろしいところです。

自分が被害にあってしまったことを理解しているにも関わらず、紹介料欲しさに新たなメンバーを集めてしまうのです。
本来訴訟の対象は柴田千成氏らになるはずですが、現実には被害者を加害者として提訴することになります。

詐欺に騙される人は心理を利用されている


多くの詐欺の場合は、その詐欺について知っておくことが非常に有効な対策です。
概要だけでも知っておくことで、自身の置かれている状況が知っている詐欺に似ていることに気が付きやすくなるためです。
「SENER」事件に対してもある程度有効ですが、それでは不十分かもしれません。
というのも、ターゲットの心理を読んで信用させたり、恐喝に近い形で契約をさせたりすることが報告されているためです。

オレオレ詐欺も同様です。他にも、心理を利用されている心理はいくつかあります。

実績で信頼させる

「SENER」事件はまさにこれです。
投資会社のSENERの実績を語って信用させるという手法を利用しています。非常にシンプルですが、被害額から考えて大勢が実績があるという文句には弱いと言えます。
他にも、有名大学の卒業や、○○という資格を持っているというものも同様です。

近年では、「THE HANABI PROJECT」という簡単にお金を稼ぐことができると宣伝した案件が稼げないということで炎上しました。
この時、トレードコンテストで2位に入賞したと偽っていることから、何かしらの実績を残したということはかなりの武器になることがわかります。

しかし、魅力的な実績があるにも関わらず、お金儲け話のメンバーを集めるということは、仕事が上手く行かず、本当はお金が無いのではないかと考えることができます。

恐喝して契約させる

恐喝するというのも怯えるという心理を利用していると言えます。
近年では契約求め恐喝未遂容疑 滋賀の生コン組合幹部ら4人逮捕という事例があります。
また、NHKの訪問はかなり無理に契約を迫っていると言われており、恐喝に近い形で契約させられてしまったという方が少なくありません。

NHKの受信契約は必須であるという言い分が本当であるか嘘であるはさておき、契約する気の無い者に対して契約を結ぼうとしている部分はあるでしょう。

自分だけで判断しないことが重要

恐喝やそれに近い営業を中心に、詐欺と知っているだけでは対処しにくいものが普及する恐れがあります。
そこで、自分だけで判断しないことが重要です。とはいえ、1人でいる時に営業マンが訪れた時などもあります。

そこで、帰ってもらうためには、契約しないという意思表示をすることが重要です。
元NHK社員でありながらNHKから国民を守る党の代表である立花氏によると、ただひたすら「お帰り下さい」と言うだけで十分ということです。

その前に、心当たりのない訪問には反応しないなどが有効です。また、いつでも警察を呼べるように携帯を常に持っておくことが望ましいです。

まとめ


今回は、有名な詐欺手法ポンジスキームをベースにして柴田千成氏らが起こした「SENER」事件について解説しました。
しかし金商法で金銭扱いになっていないビットコインを使うことで罪を最小限にとどめる工夫がされていました。

また、独自の通貨であり、実態のない「セナードル」を参加者の配当やメンバー紹介料の報酬とするなど、とても厄介な事件だったと言えます。

投資会社のSENERを語って信用させた面ありますが、儲け話には裏があることを忘れていけません。
今回はその典型例となりました。被害総額からかなりの被害者が出ていると考えられるので、誰が被害にあうかわかりません。

自分が被害者になることもあるのです。
そこで、詐欺被害にあった時は集団訴訟を検討してみましょう。1人で訴訟することも不可能ではありませんが、これは不利な面が目立ちます。

まず、詐欺被害にあった後はお金が無いことが考えられます。
これでは訴訟費用や弁護士代の支払いが難しいです。その点、集団訴訟はメンバーでお金を出し合うことができるのでとても有利です。
より優秀な弁護士を雇うことができるので、勝訴に近付きます。また、集団訴訟を行うことは社会的にも有益です。
集団訴訟が普及すれば悪事を行うのが難しくなるので、今後起こりうる事件の牽制をすることができます。

メンバー集めは大変ですが、幸い誰でもインターネットの力で募集が可能です。もちろん、当サイトもその助けになります。

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