弁護士の増加によるメリットとはどんなことなのかを検証!

現在弁護士の過剰問題といわれていて、需要と供給のアンバランスが取りざたされ、弁護士増加によるデメリットが指摘されています。しかし一方、弁護士増加によるメリットもあるのです。

1.今、弁護士が増加している

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現在、弁護士の増加が問題視されていますが、その原因はどこからきているのでしょうか?その要因として、2002年に議決された法曹3,000人計画が挙げられます。当時、政府は裁判員制度の導入に先駆け、弁護士の増員を目指していました。また司法改革の影響もあって、弁護士の数は10年で1.7倍にも膨れ上がる結果となりました。

弁護士の数の多い東京都では人口840人に対して弁護士1人という比率は歯科業界とほぼ同じような比率であり、コンビニの比率よりも多くなっています。司法改革の一環として、法曹人口の拡大を目標とした法曹養成制度改革が行われていました。

この改革がどんなものかというと、司法試験の受験資格や内容について大きな見直しが行われています。旧司法試験では、合格率が2~3%という超がつくほどの難関国家試験でしたが、合格者を増やすために、受験者の質を担保する目的で法科大学院を開設しました。

この法科大学院は平成18年から開始され新司法試験に先立つ形で平成16年から全国的に設立されています。新司法試験はそれまでの司法試験とは違って、法科大学院の卒業が受験資格として規定されました。その結果、試験の合格率が7~8割に想定され、法科大学院への入学倍率は13倍を超える志願者が出る結果となりました。初年度の入学者数は当初予定されていた4,000人をはるかに超える5,700人に上りました。

そのことで司法試験の合格者増加が急増したため、政府は2012年8月には司法試験合格者の目標を現行の3,000人から2,000人に引き下げる方針を打ち出しました。また平成23年からは旧司法試験が完全撤廃され、それとともに法科大学院卒業以外にも司法試験予備試験の合格者といった条件が加えられました。しかし、それでも合格者の数は増えて行き、現在のような弁護士過剰問題につながっています。

2.弁護士が増加しているメリットとは?雇う側の選択肢が増え、小さな額の案件も対応してもらえる?

2-1.弁護士増加によるデメリットとは

現在、弁護士の増加に伴ったデメリットが問題視されています。新人弁護士は借金を作りながらも法政大学院に入学し司法試験に合格したものの、就職難によって理想的な弁護士活動といったものができない状況です。新人弁護士の中には借金を背負いながら法科大学院を出て司法試験に合格後、なんとか小さな法律事務所に就職したという人もいます。

しかし、月の給料は20万台しかなく、歩合給もないうえに個人では仕事を請け負うことが禁止されているため、なかなか借金も返済できないといった状況です。また弁護士業界そのものが、人脈が合ってはじめて仕事にありつけるということもあります。司法修習で借金した1,000万円がなかなか返せないとう弁護士もいます。

そして以前では敬遠しがちだった質の悪い法律事務所に就職せざるを得ないといった状況もあるようです。また、弁護士が急増したからといって案件が増えるというわけではありませんから、報酬も1件当たりの単価を上げるしかないといったことも起こります。

弁護士の増加に伴って弁護士業務の質の低下につながっているという問題も生じています。弁護士の増加によって、弁護士としての仕事が減少している結果、収入も減っているという声もあります。

2-2.弁護士増加によるメリットとは

これまで見てきた弁護士増加によるデメリットは深刻なものがありますが、弁護士が増加したことでメリットはないのでしょうか?弁護士が増えたことで、依頼者は多くの選択肢を得たともいえます。多くの弁護士の中から自分に合った信頼できる弁護士を選択することができれば、それはメリットだといえるでしょう。

弁護士が増えたことで、弁護士会としての組織力は強くなっています。そのことによって司法行政だけでなく、国家行政にも大きな影響を与えることもできるでしょう。弁護士が増加したことでのメリットはそれだけでなく、一般市民が弁護士に対してアクセスが容易になったり、気軽に法的なサービスを受けることにつながってきています。
気楽に弁護士に相談することで、大きな問題になることを未然に防ぐというというメリットがあります。また弁護士の増加に伴い、専門分野が広がり案件に精通した人材に巡り合える機会も多くなってきます。弁護士側にしても少しでも多くの事案を受けるために、幅広い分野で得意分野を増やしてきていますから、以前よりもより詳しく丁寧な相談に応じてもらえることも可能でしょう。

3.頼れる弁護士の選び方は?

弁護士が増えてきている現在、多くの弁護士の中から自分にあった信頼できる弁護士を選択するのは容易ではないかもしれません。しかし現在はネットでもある程度、地域の弁護士がどんな分野で活躍しているかとか、どんなことの注力しているのか、弁護に関する姿勢などを情報として得ることも可能です。

また、信頼できる弁護士というのはまず話しやすいという観点で選択してもいいのかもしれません。訴訟問題にしても良い結果が得られるかどうかは、弁護士の能力が左右されますが、簡単にはその能力を見分けることができないかもしれません。しかし、少なくとも自分の話をしっかり聞いてくれて、話しやすい弁護士の方に信頼感が持てるというのはあるでしょう。とりあえず、実際に弁護士に会って話してみて、判断するのが一番いいのではないでしょうか。

弁護士が増加しているメリットは? まとめ

現在弁護士過剰問題といって、弁護士が増えているのが問題視されるようになりました。確かに弁護士が増えすぎたことで、弁護士の質の低下が発生していますし、新人弁護士にしても就職難で、理想の法律事務所に就職できないといったことも起きています。

1件あたりの報酬も上がってきていますから、依頼者側にしてもメリットは少ないのかもしれません。しかしだからといって弁護士が増えたことでデメリットばかりではありません。弁護士が増えたことで多くの弁護士から自分にあった、信頼できる弁護士を選べるという選択肢が多くなったという見方もできます。

また弁護士が増えたことで、弁護士会としての組織力が強くなるというメリットがあります。そのことによって司法行政や国家行政にも大きな影響を与えることも可能になるでしょう。

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